◎melt KAN down


●こいつ、迷彩なぞ着込んで・この写真撮らせるのが目的で強行視察したんじゃないのか

世紀の汚物・菅がこうまで総理の座にしがみついてるのは自己満足のためではない。どうしても権力の座に居座りつづけなくてはならない理由があるからだ。その理由はふたつある。ひとつは違法献金問題。もうひとつは強行視察が原発事故深刻化の原因になったという責任問題。前者は起訴レベルになった時点で五月を使って不起訴処分にさせる腹づもりであるに違いない。後者は前者とは比較にもならないほど菅にとっては文字通り命取りになる可能性が極めて高い。なにしろ、原発事故に関する全ての責任、なかんずく多くの国民を死に至らしめた責任が問われるからだ。

だから先ずは徹底的に追求を回避した。それでも追求されるようなら持てる権力を最大限に使いまくり、死にものぐるいで逃げを打つつもりだろう。責任が明らかになれば、史上稀に見る大規模な業務上過失致死罪が成立する可能性だってないとは言えないはずだ。だからどうしても総理の座にしがみついていなければならないのだ。権力を思いのままに駆使できる立場に居続けなければならないのだ。延命工作とは政権のそれではなく、まさに自分のそれなのだ。誰がなんと言おうが必死で権力の座にしがみつくのも当然だ。

●この絵はいつものようにmangadayoさんからお借りしています

血迷った独裁者が唯一の取得「異常に発達した保身嗅覚」をあざとく駆使した浜岡原発停止命令、歳費返上と息つく間もなく繰り出されたスタンドプレーの効果は支持率微増という大笑いの結果となった。さぞや閣下は機嫌が悪かろう…いや、実はほくそ笑んでいるに違いない。なにせ、これでかなり原発自己責任追及の力は削がれたはずだ。だからこそ、野党はあの独裁者から権力を剥奪しなくてはならない。その後、改めて腰を据えてじっくりと追求すればよい。ただの議員になった権力なき元独裁者の罪を存分に暴けばよい。この罪は、とても辞任なんぞで贖われるものではない。

権力の座にしがみつけばつくほど自ら責任を認めてることに他ならない。